活動状況2015
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活動状況アーカイブ
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佐藤君 卒業式
大阪大学大学院 生命機能研究科 博士前期課程を修了しました。
1年目の4月から授業が始まり、その後ラボに本配属、同時に就職活動も徐々にスタートしていきました。
研究と就職活動をバランスよく進めることは想像以上に難しく、ラボのメンバーに迷惑をかけてしまうこともたくさんありました。
また、就活が終わると次は修論提出が迫っているなど、思い返えすとこの2年間はあっという間でした。
それでも何とか就職が決まり、大学院を修了できたのはラボの方々のおかげだと思います。
特に修論前はラボメンバー全員に指導やアドバイスをしていただき、無事?修論発表も終えることができました。
4月からは社会人として新しくスタートしますが、ラボで学んだことを仕事で活かしながら、さらに成長できるよう日々努力していきたいと思います。
本当に2年間ありがとうございました。
(文責:佐藤)
送別会
だんだん春らしくなってきましたね。
春といえばお別れの季節でもありますが
先日、送別会を行いました。
竹ケ原先生、内藤先生、岩本先生、古家先生、大谷先生、佐藤君、の6人がこの3月でラボを去ります。
ラボメンバーからささやかながらですがプレゼント贈呈です。
こんな6人がいなくなると思うと寂しくなります…
新しい環境へいっても健康第一で元気に頑張ってください!
みなさまのより一層のご活躍を期待しています!
第3回先進イメージング研究会
先日、第3回先進イメージング研究会に参加しました。
夜遅くまで、発表と議論が続き、いい疲労感を伴って大阪まで帰ってきました。
自身のことで話しますと、トップバッターでの発表で少し緊張したものの、
多くの指摘やアドバイスをいただき、とても有益な情報交換ができたと感じています。
研究の話の時には立場関係がflatになって議論が行えるのが科学のいいとこだと改めて感じられる会でした。
(文責 山下)
サイエンス・カフェ
先日グランフロント大阪で、サイエンスカフェというイベントが行われました!
生体イメージングやそれを用いた研究を分かりやすく説明し、一般の方にも最先端の研究を知ってもらおうという企画だそうです。
私も参加させてもらったのですが、会場は満員、質問コーナーではたくさんの質問が飛びかい、まさに大盛況といった様子でした。
こうやって、多くの方に研究内容を知ってもらい、興味を持ってもらえることは、とても素敵なことだなと感じました。(文責:松本)
BMB2015
神戸で開催されたBMB2015に参加してきました。
初めての学会参加なので、楽しみに思う気持ちと不安な気持ちがありました。
口答発表では、非常に緊張しましたが、事前の先生方のアドバイスのおかげで無事に終えることができました。
ポスター発表では、貴重な意見や新たな発見もあり刺激的な時間となりました。
この学会から様々な知見を得ることができ、良い体験になりました。
(文責・西澤)
第2回六甲医学研究会
先日、六甲医学研究会に参加しました。
このラボに配属されてから初めてのポスター発表ということで個人的には少し緊張しながら会場入り。
しかし始まってみると、緊張などどこ吹く風、
楽しい!おもしろい!!という感情のまま様々な人と積極的に話していました。
分野の異なる研究者が自身の研究を惜しみなく議論の場に出し、
皆が真剣に語り合う空間に胸の高鳴りが抑えられませんでした。
さらに、講演者の先生方と研究の話からとりとめのない雑談までお話するという貴重な、また素敵な機会に恵まれました。
ラボの外に出て様々な人と語り合うのは刺激的であるのと同時に、自身の思いや考えを整理するためにも、
必要不可欠だと再認識させられました。
この六甲医学研究会を通して、研究にも他の活動にも自分らしく全力で挑もうと密かに決意を固めたのでした。
(文責 生命機能研究科M1 山下)
韓国骨代謝学会(11/7)
この週末も結構ハードでした。
金曜日(11/6)はお昼過ぎに東京(BD学術セミナー・溜池)で講演の後に、夕方に福岡で講演があったのですが、その後また、翌朝の予定のために羽田行最終便で東京に戻ってきました・・(福岡は食べ飲みが楽しい街なので本当はゆっくりしたかったんですが)。
その用事が11/7の韓国骨代謝学会での招待講演でした。時間的にも朝の羽田発金浦行に乗らないと間に合わないのです。
ソウルの世宗大学校という立派な大学で開催されていた韓国骨代謝学会ですが、参加者は500名ほどとのことで、質問も多く活気があって良い雰囲気でした。
ところで、この学会では、私を含め数名の招待講演以外は、すべて韓国語での講演でした。気を遣ってくれてスライドは英語で作成されているのですが、どうしても「何となくわかる」という範囲ですよね。
ただ、韓国語の「発音」は日本語と非常に似ているので、ぼぉ~っと聴いていると日本の学会に居ているような錯覚に陥ります。でも、よく聴くとやっぱり訳が分からないので、何とも言えない疎外感に苛まれます。でも、こういった気分、日本の学会が外国人を呼ぶときに、彼らに同じような経験させていること、結構ありますよね?
賛否両論あるけど、やっぱり、少なくとも外国人を呼ぶような学会の場合、発表は完全英語化してもいいかな、と思いました。 (文責 石井)
11/6:羽田→福岡の機内から見た、富士山の夕焼け。
横断幕もハングルなので何が書いてあるのかよく分かりません・・・
異分野交流こそがinnovationの礎~第2回六甲医学研究会
歴史上の数少ない鬼才が進めてきた数学や理論物理などとは違って、生命科学研究では「天才のひらめき」がない凡人でもある程度進めていくことができるような気がする。でも、そのためには常にいろんな知識を蓄えていく必要があると思う。それも、単に自身の専門知識を深めるだけでなく、異分野での最新の研究トレンドを把握することが大切であるが、これはなかなかに難しい。忙しい日常の中で、異分野の論文をじっくりと読む時間などないし、またどの論文を読めばよいかも分からない。分子生物学会などに行ったら、極力専門外のセッションに参加しようと試みるが、あまりにも専門外だとなかなか理解できないし、質問もしにくい-こういった悩みを解決すべく、北大の藤田先生、京大の斎藤先生・柳田先生と昨年立ち上げたのが「六甲医学研究会」である。分野を問わず面白い話を聞いて広く「医学・生命科学」を勉強したい-それ以外の動機は一切なし。2回目の今年も生殖細胞の初期発生・酵母の老化・エピジェネティクスの基礎テーマからユビキチン、慢性炎症などトランスレーショナルなトピックまで、全てのトークが掛け値なくメチャクチャ面白かった。
「いやぁ、研究って本当に素晴らしいものですね」。こういう世界に身を置いて仕事ができる幸せを改めてかみしめた2日であった。(文責 石井)
30 hours / 74 hours on board
いやぁ,ハードな数日間でした.
23日の朝に神戸→羽田→富山,夕方に富山→羽田,深夜便(24日の0時)で羽田→フランクフルト→ミュンヘン,1泊して25日朝(現地)にミュンヘン→フランク→羽田(26日朝)→伊丹の移動.総移動距離16420マイル.この約3日間(74時間)で飛行機に乗っていた時間は計30時間,空港で待っている時間を入れると45時間くらい(全体の6割)を移動に費やしたことになります.さすがに疲れますね.
ミュンヘンの会議は空港直結のホテルが会場.空港から一歩も出ずに帰国することもできますが,いくら何でもそれでは悲しすぎるので,会議の合間を縫って市内中心部へGO.ミュンヘンは10回以上来ていますが,やっぱり雰囲気いいですね.いつもお世話になっているミュンヘン大学の川上直人先生とご一緒にビアホールへ.ビールうまい!
今日(26日)の午後からもう大学にいます.さあ,また仕事頑張ろう.(文責 石井)
フランクフルトの空港は日本国外では最も頻繁に利用するが,最も嫌いな空港である.広すぎるし,導線が分かりにく過ぎる.一体何でこんなに歩かせるんだろう・・・旅行者に厳しすぎるのでは.
フランクフルト国際空港の夜明け.幾筋もの飛行機雲が朝日をうけて輝く.
ミュンヘンの旧市庁舎.何度も見慣れた光景だが,やはり美しい.あぁドイツに来た,って感じ.空港にいると味わえない.
今回のビールはTegernsee Hell.う~んうまい,堪らん.ビールを飲むためだけにドイツを訪れる価値は十分あるといつも思う.
第77回日本血液学会学術集会
日本血液学会学術集会に参加しました。
新幹線開通の影響か大阪から金沢に向かう車中や市内はどこも混み合っていました。
帰りのサンダーバードはずっと満車でいつになったら帰宅できるのだろうと思えるほどでした。
発表は著名な先生方と同じセッションとなり、
発表前はとても緊張しましたが数多くの質問をいただき、
また同世代の研究者の方々と交流もできとても刺激になりました。
今回得られたアドバイスや人と人とのつながりを今後の研究に活かしていければと思いました。
(文責:水野)
アメリカ骨代謝学会(ASBMR)@シアトル
今年のASBMRはシアトル。成田から8時間とアメリカ本土の中ではアラスカを除いて日本から最も近い都市ですね。今回は私は「Meet-the-Professor session」を担当しましたが、いやぁ~これはなかなか難しいですね。このセッションは通常のシンポジウムなどとは違って、スピーカーと聴衆の間での双方向性の議論を行うインフォーマルなもので、基本的にはその場の流れで進行していくことになっています。このため準備したスライドも最小限で(10枚以内)、後は聴衆からの質問を受けながら進めていったのですが・・・
普段からパワーポイントを見ながらしゃべるのに慣れているので、こういった1時間のフリーセッションというのは疲れました。語学力もさることながら、コミュニケーション能力や、(ときには意味の分からない)質問を仕切る能力、などいろんなものが要求されますね。ただ、セッション中も終了後も本当にたくさんの質問をもらえてよかったと思います。私も貴重な勉強の機会になりました。
私が滞在した2日間は、シアトルはずっと雨でした。帰国する日の朝は晴れていたので、早起きしてシアトル随一の景勝ポイントであるケリーパークまで歩いて行ってきました(ホテルからは片道40分くらい)。何ともいえない不思議なスカイラインですね。シアトルは初めてでしたが、スタバがやたらと多いこと以外は普通のアメリカの町でした。(文責:石井)
ASBMR 2015 Annual Meeting
ASBMR 2015 Annual Meetingに参加するため、
10月8日から12日までアメリカのシアトルに行ってきました。
発表はポスターだったのですが、plenary posterに選出されていたのでかなり緊張しました。
ただplenaryのおかげかたくさんの方にポスターを見に来て頂けましたし、
一応なんとか無事?発表を終えることができました。
多くの意見やアドバイスを戴けたので、
今後の研究にしっかりと生かしていきたいと思っています。
余談ですが、シアトルにはスターバックスコーヒーの1号店がありまして、
石井先生と一緒にコーヒーを飲みに行って参りました。
スタバ愛好家の自分としては学会と同じくらい大きなイベントでした。
生命機能研究科交流会
生命機能研究科交流会に参加してきました。
石井研究室のポスターをM1の山下と西澤で作りました。
各臓器のイメージング画像が扉のなかから見えるという、ユニークなポスターでした。
ポスター賞は残念ながら取れなかったですが、
他のラボとの交流を深めることができ、より一層研究に励もうと思いました。
西澤
第1回NeoVitaminD研究会
滋賀県で開かれた第1回NeoVitaminD研究会に参加してきました。
琵琶湖の畔、のどかな場所でしたが、若手からベテランまで全国から研究者が集まり活発な議論が行われました。
ビタミンDだけをテーマにした研究会なのですが、骨だけでなく、老化や感染症、ビタミンD誘導体の合成方法まで議論され、
ビタミンDの守備範囲の広さに驚きました。
私自身も初めてポスター発表をしたため、それだけでも大変貴重な経験になりました。
森本
第10回生体イメージング研究会(京都)
今からおよそ5年前に、とある財団の贈呈式の昼食会場で、椛島先生と席が隣になったのがきっかけでした。
「イメージングやっているんですよ」「僕もやっているんです」「一度いっしょにミーティングしませんか?」といって、
年2回のペースで合同ラボミーティングをしたのが始まりでした。
以降、少しずつ参加メンバーも増えていますが、一貫して守っているのは「徹底した討論」。
普通は他所のラボの仕事をここまでは言わないだろう、という遠慮はなし。
イメージング画像は説得力があるので、実は結構「ごまかした」発表ができるものですが、
ここではそれは通用しません。
こういった研究討論が、いくつかのラボが集まってできるこの会は、本当に貴重なものと思います。
当教室ではこういった、他のラボとの合同ラボミーティング(+交流会)を大切にしています。
基礎の教室は注意をしないと、ついつい閉じた環境になっしまいがちです。
他所のラボと交流することで、研究面でも人脈面でもラボメンバーにとって得るものは多いと思っています。
(文責・石井)
FASEB Science Research Conference in Banff (Canada)
FASEBの夏のミーティングでカナダのバンフに行ってきました。
FASEBのミーティングは様々なテーマのものが各地で開催されていますが、
私が最近呼ばれているのは脂質メディエーターに関する会です。
4年前はイタリアのピサ郊外で、2年前は北海道のニセコ(隔年開催)と、いつも良い場所で開催されます。
参加者も100~200人くらいで、雰囲気もよくていつも勉強になります。
そんな感じで会議は良かったのですが、ただ、せっかくバンフに来ているのに、風景が全く見えなくて残念でした。
バンフはカナディアンロッキーの代表的なリゾート地で、山や湖の絶景が楽しめるはずなのですが、
着いた初日は少し景色が見えていたものの、次の日からはアメリカ北部での大規模な山火事の煙が流れてきて、
昼間でも薄暗い曇天が続いていました。まあ、会議には集中できてよかったのかもしれませんが。(文責・石井)
学会場のBanff Centre.初日はこんな感じで晴れていたのだが・・・
学会場近くのFairmont Hotel.Banffのシンボルだが、煙霧に包まれて、神秘的?
煙霧がひどいときは昼間でもこんな感じ.こういうときは、空気もちょっと煙たい.
しかしアメリカの山火事の煙がカナダまで流れてくるって、どんなひどい山火事?
歓迎会
この春からやってきた秘書の山口さんの歓迎会とラボメンバーのお祝いを行いました。
せっかくの夏のビアガーデン!ということでラボの女性メンバーは張り切って浴衣姿で参戦♪
久しぶりの飲み会で大盛り上がり!
山口さん、これからもラボをよろしくお願いしますね(^▽^)**
健康第一で頑張っていきましょう!
生体2光子励起イメージング講習会
本年も7月29‐30日、当ラボにてイメージング技術講習が行われました。
この講習会ではみっちり2日間イメージング技術の解説と実習を行います。
技術解説の講座、顕微鏡の説明、
そして、準備から撮影するまでのイメージング実験の実際の流れを見学、
解析ソフトの説明やフリーディスカッションも行われました。
このような機会を通じて生体イメージングが広まっていったらいいですね!
骨免疫学会2
2015年6月30日~7月2日にわたって、
宮古島ホテルブリーズベイマリーナで開催された
第1回骨免疫学会(会長:東京大学高柳広教授)に参加しポスター発表をしました。
活発な討議と最新の成果が発表されていて大変モチベーションが上がりました。
阪口
骨免疫学会
6月30日より3日間宮古島で開催された骨免疫学会に参加してきました。
都会の喧騒からかけ離れた波の音を聞きながら、ゆったりとした沖縄時間に癒されました。
内容としては免疫、骨、リウマチなど幅広い分野の演題があり、
普段と一味違った雰囲気でとても勉強になりました。
松浦
自己紹介4
5月より参加された秘書さんの自己紹介です。
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5月から当研究室で秘書としてお世話になっております山口実可子と申します。
大学では英文科を専攻しておりました。
今回、医学系研究科でお仕事させて頂くことになり
まだまだわからないことだらけですが、
皆さんのサポートができるよう精一杯頑張ります。
どうぞよろしくお願い致します。
山口実可子
自己紹介3
このたび4月から当研究室でお世話になっております。
これまで血液内科医として臨床に従事した後、造血幹細胞に興味を持って研究を続けております。
造血環境を可視化することにより、造血幹細胞がどのような機序で維持されているのかを解明することが目標です。
どうぞよろしくお願いします。
数藤 孝雄
自己紹介2
はじめまして。
この4月よりお世話になっております森本と申します。
これまで急性期の感染症などに興味を持って短い期間ではありましたが臨床医として働いてきました。
今年から心機一転こちらの研究室で勉強させていただくことになり、
破骨細胞と骨芽細胞の動態の関連から調べていく予定です。
今年からとても環境が変わったことを実感していますが、
人の命につながる仕事をする心を忘れずに精進していきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
森本 彬人
自己紹介
4月から新しく参加されたメンバーの自己紹介です。
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今年度生命機能研究科、博士前期課程1年として配属されました山下英里華と申します。
昨年度までは生化学的手法を用いて、細胞外マトリックスタンパク質の研究を行っていました。
細胞外マトリックスの知識を生かし、
新たに学んでいく生体イメージングを用いて新しい知見を得られるような研究に挑戦していこうと考えています。
研究以外の活動ではショセキカプロジェクトで
"ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問-穴からのぞく大学講義" の出版に関わりました。
山下英里華
はじめまして、本年度から生命機能研究科M1として配属させていただいた西澤志乃と申します。
大学時は、in vitro 神経筋シナプスについて研究していました。
本研究室では、intravital イメージングを用いて好中球の 遊走制御機構の解析を行います。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。
西澤 志乃
歓迎会
4月より新メンバーが加わりました。
医学系研究科助教の数藤先生、D1の森本さん
生命機能研究科M1の西澤さん・山下さんを迎え、新年度がスタートしました。
先日4名の歓迎会を開催し、今まで研究されていたこと、
これからやりたいことなど、たくさんのお話を聞けました。
これから一緒に楽しい研究生活を送れたらと思います。
よろしくお願いします♪
堰本さんの研究成果が論文発表されました。
共同研究者の堰本さんの論文がProceedings of the National Academy of Science of the USA (PNAS)にアクセプトされました。
リンクはこちら。
肥満では単に体重が増えるだけではなく、
脂肪組織において軽度の炎症が慢性的に進行することが知られており、
この“慢性炎症”が、糖尿病や高血圧・動脈硬化といった
生活習慣病を引き起こす元凶であると考えられています。
本研究では二光子励起イメージングを用いて、
肥満に伴う脂肪慢性炎症の最初期の過程を捉えることに成功し、
そのトリガー分子としてS100A8を同定しました。
この分子を抑えることで、慢性炎症に伴う様々な生活習慣病の発症を根元から食い止めることができる、
新しい画期的な治療法が今後開発されることが強く期待されます。
なお、本研究成果のプレスリリースは
朝日新聞:2015/4/7 肥満から糖尿病 引き金を解明
日本経済新聞:2015/4/7 肥満による糖尿病、たんぱく質が引き金 阪大が特定
読売新聞:2015/4/7 生活習慣病新薬に期待…脂肪炎症の原因物質特定
共同通信:2015/4/7 大阪大、肥満糖尿病の引き金発見 脂肪で炎症
時事通信:2015/4/7 生活習慣病の原因たんぱく質発見=糖尿病など治療薬に期待―阪大
毎日新聞:2015/4/7 糖尿病:原因分子、阪大チーム発見 脂肪組織に炎症
など全国紙や多数のニュースサイトに取り上げていただきました。